コラム

日本のCC認証製品の集計

2010年9月22日
  日本のITセキュリティ認証制度(JISEC:Japan Information Technology Security Evaluation and Certification Scheme)はIPA(Information Technology Promotion Agency)で実施されています。IPAのホームページには認証製品リストとプロテクション・プロファイル(PP:Protection Profile)リストが公表されています。ここでは2010年9月13日時点でIPAサイトに掲載された2010年8月までのデータを用いて日本のCC認証製品についてご紹介します。

  図1のように認証件数は2009年末時点で累計240件、2010年8月末時点で264件です。2009年はドイツや米国と同様に前年に比べて認証件数は減少しています。日本ではPP認証はありませんでしたが、2010年に外務省領事局旅券課から申請された旅券冊子用ICが始めてPP認証されました。

日本の認証製品

図1 日本の認証製品

  図2に認証製品分類別の認証件数を示します。図2のようにMFP(多機能周辺機器:Multi Function Peripheral、デジタル複合機とも呼ばれます)の認証件数が非常に多くて、MFPで155件、MFP関連/プリンタ関連を含めると171件になり、全認証件数のおよそ64%になります。MFPはセキュリティ機能を備えた日本を代表するIT製品としてその信頼性を内外から要請されている結果であると考えられます。ITセキュリティセンターでも多数のMFP評価実績があります。

日本の認証製品の分類

図2 日本の認証製品の分類

  図3は認証件数の多い申請者(同じ系列の企業は合算しています)を示していますが、上位2位までの合計で100件となり全認証件数の約38%を占めています。図3のように主としてMFPの認証を取得している申請者が上位に目立ちます。申請者の総数は35と米国やドイツよりも少なくフランスと同程度になります。

日本申請者別認証件数

図3 日本申請者別認証件数

≪参照≫

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